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Friday, February 13, 2009

業務アプリにこそオープンソースを課題はビジネス・モデルと高い要求水準

業務アプリにこそオープンソースを

課題はビジネス・モデルと高い要求水準

 eラーニングを手がけるケアブレインズは,自社で使用するためにCRM(Customer Relationship Management)ソフトを探していた。同社のビジネスは顧客からeラーニングのコース作成を請け負う「受注生産型」なので,案件ごとのプロジェクト 管理機能を備えたCRMソフトが必要だった。「色々なソフトウエアを調べてみたが,高価でオーバースペックなソフトウエアか,安価だが機能が足りないソフ トウエアばかりだった」(内田隆平ソリューション開発チームリーダー)

 そんな時に見つけたのがオープンソースのCRMソフト「SugarCRM」だった。

30万件以上ダウンロードされた「SugarCRM」

 SugarCRMは,SugarForge.orgが 開発し,オープンソース・ソフトウエアとして無償で配布しているCRMソフトである。公開されてからまだ1年ほどだが,すでに世界中で30万件以上ダウン ロードされたという。CRMソフトとしての基本機能はもちろん,ケアブレインズが必要とするプロジェクト管理などの機能も備えていた。しかも無料で使用で き,ソースコードを改良することもできる。ケアブレインズは今年の2月にSugarCRMを社内に導入し,メニューも日本語化した。

 「社内で導入したSugarCRMを近くの会社などに見せたところ,多くの会社が『使いたい』と興味を示した」(内田氏)。そこで,本格的に事業としてSugarCRMを手がけることにした。日本語化のためのモジュールもオープンソースとして公開。ユーザー同士が情報交換するためのサイトも7月に開設した。

 SugarCRM自体は無償なので,導入支援やSugarCRMのホスティングによるASPを事業とする。内田氏によれば税理士事務所や介護事務 所,研修会社など,十数社で導入が進んでいるという。多くはケアブレインズが提供するASPでの利用だ。「研修会社では,営業部隊20名程度で使用してい る」(内田氏)

 「興味を持つのは小規模な企業だけかと思っていた」(内田氏)が,蓋を開けてみたらSiebelやsalesforce.comを使用している大 企業からの問い合わせもあったという。「ある企業の担当者は,『バージョン・アップで追加される機能を使うことはないのに,ソフトウエア保守費として 3000万円払っている。また,カスタマイズが必要になった際にはベンダーの言いなりに払うしかないのでコストがかかって困っている』とこぼしてい た」(内田氏)

 ある人材派遣業の企業では,年内稼働を目指して,約700ユーザーでの導入を進めているという。salesforce.comからの移行だ。 SugarCRMは,salesforce.comからデータをインポートする機能も備える。SugarCRMならライセンスは無料だ。またオープンソー スであるため,ケアブレインズでなくともカスタマイズやサポートを行うことができ,ベンダーに縛られることも少なくなる。

  ケアブレインズとは独立にSuagrCRMの日本語化を行っているグループ「SugarCRM日本語化フォーラム」もある。同フォーラムのサイトでは,デモ・サイトを解説しており,SuagrCRMの日本語版を実際に操作してみることもできる。

日本の商習慣にも対応する「SalesLabor」

 オープンソースのCRMソフトはSugarCRMだけではない。ネットワーク応用通信研究所は6月,同社が開発したオープンソースCRMソフト 「SalesLabor」を公開した。日本の組織や商習慣にも対応した国産の本格的なCRMソフトである。同社では実際の業務にも使用している。

 同時に,自社で開発し使用しているオープンソースのFAQ管理システム「QuestionLabor」も公開した。Laborシリーズの公式サイトで配布している。同サイトでは,デモやドキュメントも見ることができる。

 ネットワーク応用通信研究所では,ソフトウエア自体は無償で配布し,カスタマイズやシステム・インテグレーションをビジネスとする。 SalesLaborは1カ月あまりで700件以上のダウンロードがあり,カスタマイズやシステム・インテグレーションの引き合いも来ているという。

オープンソースならカスタマイズは自由

 オープンソース・ソフトウエアは,LinuxやApacheのような基本ソフトウエアから,PostgreSQLやMySQLといったミドルウエ アの分野へ普及が進んできた。だが考えてみれば,アプリケーション・ソフトウエアこそが,ソースコードが公開されていることの利点をより生かすことができ る分野と言える。

 ソースコードを改変してカスタマイズしたいという要望は,OSよりも業務アプリケーションの方が多いだろう。業務に合わせてOSを改造したいというユーザーは少ないだろうが,業務アプリケーションに対してはほとんどのユーザーが何らかの改善要求を抱えている。

 また,ソースコードをいじれる人材の面から言っても,C言語でLinuxを書き換えることができる技術者に比べ,JavaやPHPでWebアプリケーションを書き換えることができる技術者のほうが圧倒的に多い。

 アプリケーション・ソフトウエア,特に業務アプリケーションでは,現在も商用ソフトウエアが主流である。高機能なオープンソースの業務アプリケーション・ソフトウエアが出現すれば,それが一気に大きなシェアを占める可能性がある。

OSSの形態を嫌うパートナ,高信頼性/高機能を望むユーザー

 とはいえ,オープンソース業務アプリケーションの普及にはハードルもある。

 一つが,ビジネス・モデルの問題である。LinuxとJavaに特化した事業を展開しているテンアートニでは,自社で開発した営業支援ソフト 「Sales Force Automation+」(以下,SFA+)をオープンソース・ソフトウエアとして公開することを検討していた。

 同社では,フレームワーク「TenArtni Ninja-VA Framework」をオープンソース・ソフトウエアとして公開している実績がある。テンアートニの代表取締役である喜多伸夫氏は「OS,ミドルウエア, フレームワークの次は業務アプリケーションにもオープンソース・ソフトウエアが侵食してくるのは間違いない」と予測。先にシェアを確保するため に,SFA+をオープンソース・ソフトウエアとして公開することを考えていた。

 しかし同社は8月,SFA+をクローズドソースの商用ソフトウエアとして発売した。理由は「現時点では販売パートナや顧客の理解が進んでいな い」(喜多氏)と判断したためだ。特に販売パートナは,売り上げの立てにくいオープンソースという形態を嫌った。年間使用料(サブスクリプション)という 形をとるにしても,売った時点で目先の売り上げが立たない製品には,販売したいというインセンティブが働かない。

 また,業務アプリケーションについては,インテグレータやユーザーの要求する水準が高いということも普及のハードルになる。Linuxなどなら, 「障害が発生しても影響が少ない部分に試験的に導入する」ということも可能だが,業務アプリケーションではそうはいかない。業務データを格納する以上,障 害が発生したら業務そのものが止まるからだ。

 信頼性だけではなく,機能や使い勝手に対する要求も高い。ユーザーにとっては,業務アプリケーションがオープンソースかどうかは関係ない。業務に必要とされる信頼性と機能があるかどうかが最も重要だ。その上で,より低コストであることが求められる。

機能や品質は着実に向上,“しきい値”を超えつつある

 だが機能面では,今回紹介したSugarCRMやSalesLaborなどは,実用に足る“しきい値”を超えつつあるように思える。それを裏付けるように,SugarCRMはダウンロード件数が多いばかりではなく,8万社が実際に導入しているという。

 品質面の向上もめざましい。これまで見たように,ベンダー各社が将来のデファクト・スタンダードを狙い,本腰を入れてオープンソース業務アプリケーションの開発に取り組んでいるからだ。

 開発にはオープンソースのメリットが生かされている。コミュニティが形成されれば,オープンソース・ソフトウエアの開発スピードはめざましく速く なる。バグを報告したりパッチを作成したりする技術者のほか,ケアブレインズのように,自分たちに必要な機能を開発し,その成果を公開するところも出てく る。

 前述したように,業務アプリケーションにとって重要なのはオープンソースであるかどうかよりもソフトウエアの機能と品質である。そしてオープンソース製品の機能と品質は着実に向上してきている。

 オープンソースの業務アプリケーションはCRMソフトだけではない。米Compiereが開発,配布しているERPソフトの「Compiere」は,これまでに90万回以上ダウンロードされたという。日本医師会が開発,配布している医事会計システム「日医標準レセプトソフト」は,7月19日時点で1582の医療機関で稼働した。なお,日医標準レセプトソフトの実際の開発は,SalesLaborを開発したネットワーク応用通信研究所が担当している。

 オープンソースの業務アプリケーションの多くが“しきい値”を超え,普及が始まる時期は近いのではないか。筆者はそう考えている。

(高橋 信頼=IT Pro)



Thursday, February 12, 2009

個人向け商取引のまとめ

業務の特徴
 便利性中心、外部端末は個人持ちを使用。インターネットにサイトを公開
保護対象とする電子情報資産
 顧客情報(個人情報)、与信情報、注文情報。ただし個人属性は、郵送用属性のみ収集。
環境既定ポイント(システムセンター)
 障害時2時間以内召集可能な位置。堅牢設計の建物。入管、入室はIDカードレベルでの認証、運用監視室はリモートによる本社設置可。
システム既定ポイント
 レイヤ1(ネットワークレベル):ネットワーク構成はDMZあり。決済期間は専用線接続。本社ーシステムセンター、リモート運用監視はVPN接続。
 レイヤ2(OSレベル):外部端末とWebサーバは、SSL(サーバ認証)による個人属性、クレジット情報の一部暗号。顧客情報はDB暗号化。外部からのプロトコル許可はHTTP、HTTPS、SMTP、DNS
 レイヤ3(業務レベル):
 ・対外部端末:アプリケーション認証はIDとパスワード。(認証後のセッション管理、入出力データチェックは外部―内部端末、全業務共通のため省略)。クレジットカードの下4桁表示。
 ・対内部端末:顧客検索画面への一覧表示は氏名のみ。個人属性は1画面一人の表示。
 レイヤ外(端末):内部端末は、全業務共通のため省略(ICカード系デバイスとパスワード)
 検知機能:DMZへのIDS設置と改ざん見地必須。(ログ、ウイルス駆除は全業務共通で省略)
運用規程ポイント
 全体運用:不正アクセスの内部違反は不正の大小で異動、減俸、懲戒免職。セキュリティー障害の召集は2時間以内。暫定復旧2時間以内。セキュリティー評価サイクルは外部評価、内部評価ともに年1回。
 環境運用:全業務共通のため省略(入出館、入退室管理、防犯・監視カメラ監視と問題発生管理)
 業務・システム運用:印刷は承認必須。顧客情報は原則印刷禁止。顧客の過失、不正の免責必須。セッションタイムアウト10分、バックアップは顧客情報を案互換
 開発運用:顧客情報を含む本番データのテスト使用禁止。
外部委託範囲
 システムセンター部分はiDCへの外部委託。システム開発、システムセンター内運用(バックアップ、バッチ、ウイルスパタン登録)も外部委託可。

Sunday, February 8, 2009

バリュー・プロフィット・チェーン―顧客・従業員満足を「利益」と連鎖させる

・バリュー・プロフィット・チェーン―顧客・従業員満足を「利益」と連鎖させる
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■企業の価値とは何か、誰にとってのどのような価値か

この本の大意は、顧客と従業員を満足させることと、製品・サービスの価値提供の仕組みを創出することを連動させることで、価値の連鎖を最大化する現代の企業組織の方法論である。

この本がいう価値とは顧客にとっての結果であり、結果を得るまでの過程品質である。

古いマーケティングの言葉に「顧客は四分の一インチのドリルではなく、四分の一インチの穴を買うのだ」というのがある。この言葉の意味は、四分の一 インチのドリルの販売を考えている経営者は、低費用で穴を開ける優れた方法を開発している業者の競争相手にはなれない、ということである。ドリルは製品で ある。ドリルの修理はサービスである。「結果こそが事業である」と定義したとき、その事業は初めて利益の出るものになる。」

顧客は製品やサービスを購入するのではなく、結果を購入する。そしてさらに言えば、結果がもたらされる方法、すなわち「過程品質」をも同時に購入している。この本では(結果+過程品質)÷(価格+顧客のアクセス費用)が価値であると述べられている。

■顧客も従業員も「関係が深いほど価値に貢献する」

顧客は満足度と忠誠度が向上すると企業にとって「敵対者」→「傭兵(浮動票)」→「忠誠者」→「伝播的忠誠者」→「使徒・所有者」へと変化していく。ステップが上がるごとに顧客にとっての生涯価値もあがっていく。他の消費者に対して製品を推奨するようになる。

満足 予測していた以上のものを手に入れる
↓
忠誠 繰り返し購入することで「予算のシェア」を大きくする
↓
コミットメント 忠誠を示すとともに満足したことを他者に話す
↓
伝道者的行動 高い忠誠へと発展して他社の購買を説得する
↓
所有者意識 提供物の継続的な成功への責任を負う

多くの製品・サービスでは伝播的忠誠者や使徒・所有者レベルのヘビーユーザが15%を超えることはないが、彼らは販売額の85%を購入している。こ の本の試算では10年間で「伝播的忠誠者、使徒・所有者」グループは「傭兵」グループの138倍の価値があるとしている。関係が深いほど価値に貢献すると いうことになる。

従業員のもたらす価値も顧客と同じかそれ以上に重要だとされる。特に生産性の高い従業員の離職は企業に大きな損失をもたらす。経験豊かな自動車 ディーラーが新人に代わると生産性が低下し販売に30万ドル以上の累積費用が生じるという。データベースのオラクルのエンジニアが辞職すると代わりの採用 と教育に数倍の費用が掛かるらしい。メリルリンチでブローカーが引き抜かれることは、クライアントを失うことにつながり数百万ドルの損失にもなる。

しかし、生産性の低い従業員を長く雇用することの負の効果もある。誰が生産性の低い10%かを見分けて、計画的に離職させていく方針をとって成功す る企業もある。従業員には類は友を呼ぶ性質があり、AクラスのプレイヤーはAクラスと共に働きたいと考える。結局、従業員価値を高めるには、「より少な く、よく訓練され、よい給与の従業員が常に勝つ」組織を作ることが大切であるとされる。忠誠や生産性の高い従業員は関係性も深いことも数字で示されてい る。

■「リーダーシップと経営者」「ビジョンと戦略」「価値観と文化」

こうした関係性や価値を定式化して、従業員価値方程式、パートナー価値方程式、投資家価値方程式、顧客価値方程式などの計算式が示される。

そして、これらの方程式群を最大化し、価値連鎖を生み出す組織の注目ポイントとして「リーダーシップと経営者」「ビジョンと戦略」「価値観と文化」の3つを挙げ、業績の三位一体の総和を最大化せよと説く。価値連鎖を起こす方向にすべてを変革せよということである。

従業員の成功と、顧客やその他の人々の成功とを密接にリンクさせる「組織業績のハードワイアリング」が最も大切な戦略になると結論されている。具体的に取引、戦略、文化、組織の各階層でのハードワイアリングの事例も示されている。

全体的に、とてもたくさんの有名な企業ケース(IBM、セメックス、シスコ、GE、ウォルマートなど)が示されていて、理論の理解もわかりやすい。 従来の経営指標では隠れてしまう顧客、従業員の関係性に着目し、それらを価値連鎖に向けて全体最適化すべきだというのが要旨となるだろう。

この本には登場しないが、SNSや社員ブログ、顧客ブログはこうした指標に密接に関わってくるようにも思った。新聞に発表されるような単純な会員数 や社員数、売り上げや利益では計ることができない部分があるというのは特にネット企業の評価において、多くの人が気がついていることだろう。同じ100万 人の会員を持つ100人の社員の組織でも、内実はまったく異なる。従業員や顧客の関係性の濃さ、価値創出への噛み合い方をどのように見極めるかが、これか らの経営の鍵になるというのは間違いないだろうと思った。

Saturday, January 17, 2009

HTML5 Canvas Element

http://www.html5.jp/canvas/what.html
Library http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=163391
ExplorerCanvas 0002 (excanvas)




Canvasの生い立ち

Canvasは、もともとはAppleが発祥で、当初、Mac OSでおなじみのDashboardで使われた技術仕様です。その後、Apple、Mozilla Foundation、Opera Softwareといったブラウザベンダが立ち上げたWHATWGという団体にて策定作業が行われていた「Web Applications」と呼ばれる規格に採用されました。この「Web Applications」は、現在、W3Cが次世代HTML標準を見据え「HTML5」という名称で策定作業に着手しています。

HTML5は策定中ということもあり、HTML5を実装したブラウザはありませんが、Canvasに関しては、Safari1.3以降、Opera9以降、Firefox1.5以降ですでに実装されています。

Internet Explorerの状況

MicrosoftがWHATWGに参画していないせいもあってか、もっともブラウザシェアが高いInternet ExplorerはCanvasに対応していません。これでは、実践においてCanvasの利用がためらわれてしまいます。しかし、GoogleがExplorerCanvasというJavaScriptライブラリを公開したことにより、状況が変わってきました。

Wednesday, January 14, 2009

株の情報収集

不二製油の株主優待&業績上方修正
http://blogs.yahoo.co.jp/onebridge4/57199047.html

happy campus - みんなの資料室

学生の資料室みたいんだ。けど、学生ずるくレポートから逃げるツールになるのでは。。。
http://www.happycampus.co.jp/

Tuesday, January 13, 2009

株式等リスク商品への期待投資利回りの目安は8%か?

株式等リスク商品への期待投資利回りの目安は8%か?

<< 作成日時 : 2009/01/02 20:55 >>

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株式などのリスク資産の投資利回りとしては、何%程度を目標とすればいいのでしょうか。その年の経済成長率や市場金利、株式市場の取引動向などによっても異なってきますが、一昔前、年間8%の利回りが確保できれば十分という話を聞いたことがあります。「ゴールデン8(エイト)」といって、ファンドマネージャーでは誇れる数字なのだとか。

これもまた一昔前、どこで読んだのか、捜しても出典が見つからないので、記憶だけの話で恐縮ですが、ローマ帝国以来の人類史上の金利を平均すると、6%になるのだとかで、これは収益率のもう一つの目安とできるように思います(・・・が、計算方法は書いてありませんでした)。

前回のブログ記事で触れました山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員の株式投資運用期待利回りは、6%を想定していましたが、これは市場金利α(同氏執筆時点のコールレート0.5%、長期金利1.5%前後)に、株式のリスク・プレミアムR(株式投資の危険料率のヒアリングによる平均値)が5%であるという研究結果を加算したもの(α+R)です。この場合は市場金利が上昇すれば、その分だけ運用期待利回りは上昇することになります。株式投資の場合は中長期想定が普通だと思いますので、この場合は長期金利1.5%+リスク・プレミアム5.0%=6.5%を期待利回りとするのが本来は正確でしょう。山崎氏は控えめな数値に丸めているのだと思います(※1)。

その前の当ブログで、本多静六氏の1/4強制貯蓄の話を書きましたが、本多氏の本では明治末~昭和初期頃のこととして、預金金利4%、株式配当利回り8%程度であったとされています。併せて、安田財閥の安田善次郎翁の株式売買手法として、「6分売り、8分買い」、要するに利回り8%の株を買って6%に下がった(つまり株価が上がった)ら売る、という方法が紹介されてもいます(※2)。

また、最近読んだ中では、ジム・クレイマーが優秀なファンドマネージャーとして挙げている諸氏の5年間平均利回りが参考になると思います。①ウィル・ダーノフ 3.99%、②リッチー・フリーマン5.83%、③リッチ・フロゼナ 13%、④ローレンス・オリアナ 12.5%、⑤クライド・マクレガー 11.76%、ということで、クレイマーは①② のファンマネは褒めてはいますが絶賛するほどではなく、③④⑤については絶賛しています(※3)。

つまり、クレイマーの経験則による株式投資期待利回りは、②と⑤の中間で概ね8%強ということなのでしょう。ちなみに2006 年の米国FF金利は4.75%、10年物国債は4.70%でしたので、クレイマー想定の株式リスク・プレミアムは3.3%程度ということになります(※ 4)。クレイマーは超強気の人なので、株式投資期待利回り8%強というのは、強めの数値と見る方が無難でしょう。

ごちゃまぜの状況証拠だけの話となりましたが、結論的には、比較的低リスク資産の期待運用利回りをα(2~6)%、株式リスク・プレミアムをR(6~2)%とすると、株式期待利回りはその合計で8%というのが、おおよその平均基準ではないかと当室では考えています。感覚的な議論になりますが、この株式期待利回り8%というのは、おそらくは、平均的な経済状況下では普遍的な数値(つまり、α+R=8%で一定)ではないかと思います。

山崎氏の提示した株式リスク・プレミアム5%というのは、現在が低金利(12/29現在の新発10年国債最終利回り1.20%)、つまり不景気であるがゆえに株式投資が敬遠されてリスク幅とその対価が大きくなっているものと考えられ、金利が或る程度上昇してくれば、要求されるリスク・プレミアムは縮小して2%に近接するものと思います。それは、金利が上昇する状況下では景気が良くなってきているわけですから、株価の上昇に抵抗感がなくなり、株価上昇に対する予想リスクが縮小して株式投資のリスク対価が低下するためです。したがって、α+R=8%で一定、という想定は、あながち当室の偏見とは言い切れないように思います。

J-REITに関する当室ブログ記事では、表面利回り20%超のものでも、いずれ7~8%の正常値へ収束に向かうというようなことを書きましたが、実は「正常値」のイメージはそこにあります。当室では、J-REITも株式と同様のリスク商品と解釈して、期待利回り7~8%はほしいと考えています。しかし、20%超の表面利回りは、いくらなんでも大き過ぎるわけです。他方で、4%台の利回りのリートもありますが、これは基準価格が上がり過ぎ、という判断です。財務体力等の差異から、8%を基準として前後2%幅は容認するとしても、利回り4%台ではリートに投資する気分にはなれません。かつての不動産バブル期には、投資マンションの利回りは2~3%にまで低下していました。リートの利回り4%台もそれに準ずるものと思います。

以上から、投資利回り年8%以上が確保できれば、まず成功と解釈でき、これを大きく超えられれば、大成功と言えるでしょう。現在、表面利回り15%以上の投信がたくさんありますが、個別株で少しぐらい勝てても、運用資産全体ではなかなかこれだけの年間利回りはたたき出せないと思いますので、高利回り投信への投資検討余地は十分あるものと思います。

なお、毎月分配型の投信は非効率だという理由で、エコノミスト間での評判は悪いようですが、利回り計算が明確にできるというメリットが大変大きく、また確実に分配金が手元に確保できますので、当室の好みには合っています。高利回り投信の場合は、批判されている非効率部分の存在を考慮しても、投資利回りは十分な水準でしょう。

(※1)「超簡単 お金の運用術」(山崎元著 08/12/30 朝日新書)
(※2)「私の財産告白」(本多静六著 05/07/20 実業之日本社刊)
(※3)「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」 (ジム・クレイマー著 06/07/18 日本経済新聞社刊)
(※4)週刊東洋経済2008.12.27-2009.1.3号による。ついでに言うと、同年の米GDP実質成長率は2.8%でした

■株式投資ランキング
■人気ブログランキング

マイリンクに載っている「投資日記ステーション」も面白いブログです。
また、「全日本株式投資選手権」も株好きには参考となる企画です。

株式の「リスクプレミアム」は5%なのか

http://diamond.jp/series/yamazaki_econo/10044/

なるほど、過去30年の平均投資で見ているのか、5%って。
但し、私はほかの記事で8%と強気の記事も見てた。やはり賛否両論なものか。。。

山崎元のマネー経済の歩き方

バックナンバー一覧

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山崎 元(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員)

【第44回】 2008年08月05日
株式の「リスクプレミアム」は5%なのか

 投資家およびファイナンス研究者は「株式のリスクプレミアム」がいくらなのか、切に知りたいと思っている。リスクプレミアムとは、投資のリスクを負担することに対して得られる追加的な収益率を指す。リスクフリー(無リスク)金利は、日本ではコールレート、米国の場合財務省短期証券3ヵ月物の金利が挙げられることが多い。

 株式のリスクプレミアムの真の値がわかるか直接計測できると、投資の研究も、投資計画を立てるのも大いに楽になるのだが、残念ながら決定的な方法はない。

 過去の長い期間の(たとえば数十年間)実際の株式の収益率とリスクフリー金利を比較して平均を求めても、過去と将来の市場環境や投資家の考え方が同じとは限らないから、これが目下のリスクプレミアムであるとはいえない。

 2000年に崩壊した、いわゆるネットバブルの頃には、上昇した米国のPER(株価収益率)と辻褄が合うように、リスクプレミアムが今まで考えられていたよりも低いのだという考え方が台頭した。それまでは、株式市場全体の平均的なリスクプレミアムは5%から6%くらいではないかという人が多かったのだが、この頃は、2%か3%程度だという考え方の支持者が増えた。その後、ネットバブルが崩壊して米国の株価とPERが低下するとともに、「2~3%派」の数は減ったようだ。

 リスクプレミアムは、ある意味では投資家の頭の中にあるものだ。「それなら、直接聞いてみよう」というアプローチが考えうる。米国ブラウン大学のウェルチという先生が、米国内外のファイナンスないしは経済学の先生数百人を対象に、ネットでアンケートを行なった。
 
 結果を見ると、07年末の時点で、1年間の株式のリスクプレミアム(リスクフリー資産は財務省短期証券3ヵ月物とする)について、先生たちの平均値はほぼ 5%だった(米国の先生たちの数字がやや高く、米国以外の回答者の数字がやや低い)。ただし、これらの先生たちが教室で生徒に教えるときに使う数字は平均 6%程度と、やや高いものを使っているらしい。

 日本の機関投資家が投資計画を立てるときに使う株式のリスクプレミアムの数字は、厳密に計測したわけではないが、5%から6%くらいであることが多い。

 筆者が、個人向けの資産運用の説明で使う数字も5%だ。ただし、筆者のイメージとしては、株式そのもののリスクプレミアムは6%で、現実に投資する際にかかる手数料などのコストを1%程度見込んで(実際にはもっと抑えたいが)、保守的な数字として5%を使っているつもりだ。

 具体的には、リスクプレミアムが5%と推計されるなら「株価はやや高い」、7%と推計されるなら「株価はやや低い」というくらいに考えることにしている。

 6%という数字に絶対的な根拠はないが、落ち着きのいいレベルだと感じている。強いて手がかりを挙げると、かつて勤めたことがある株式ポートフォリオの分析ソフトウエアを持つコンサルティング会社で暗黙のうちに使っていた値が6%であった。また年金積立金管理運用独立行政法人の調査によると、日本以外の主要先進国の株式の過去30数年間のリスクプレミアム実績はほぼ6%であった。

 読者は、リスクプレミアムが5%だとして、株式投資を魅力と感じるだろうか。上下に大きく振れるのに小さいと思う人も、十分魅力的だと思う人もいるだろう。だからこそ、目下このあたりが落ち着きどころになっているのだろう。

FCF計算の疑問

未解決:
Q: 投資その他の資産合計は投資と考えてよいのか?
個人の意見はおそらくだめだろう、金融資産は現金と同様じゃないか。

Q: CFの有形固定資産の取得による支出がなぜ使えないか?

Q: 受取配当金はなぜ取り除かないか?
受取利息と支払利息は経常利益含まれてるため取り除くが。。。

Monday, January 12, 2009

理論株価算出

http://sun-investor.com/dfcsample1.html

この方の書いたDCFによる企業価値評価が非常にわかりやすくて、引用させていただきたいと思ったところ、おや、ちょっと間違ってるではと気づいた。
下記のように訂正すべきところをリストアップした。皆さんで気をつけてください。
作者もしお読みなったら、是非訂正してください。

・「有形固定資産取得による支出」は記事とおりの損益ではなく、CF計算書から抽出されるとミスがある。
・株主資本=資本金+資本準備金+利益準備金+利益剰余金

また、この記事だけでは理解しづらいところがあるので、必要な情報を追加した。
ここで
FCF=
NOPAT(税引後営業利益)+減価償却費-設備投資-増加運転資本

※NOPAT=EBIT×(1-実効税率)=EBIT-税金
※EBIT=経常利益-受取利息+支払利息
※設備投資=有形固定資産の取得額
※運転資本=売上債権+棚卸資産-買入債務

ROIC=NOPAT/投下資本
投下資本=株主資本+有利子負債

---
負債コスト(%)=支払利息/平均有利子負債

節税を考える場合
負債コスト(%)=金利-負債の節税効果
負債コスト(%)=金利-金利×法人税率
負債コスト(%)=金利-(1-法人税率)

---
資本コスト
=安全資産の利回り+個別株式のリスク・プレミアム
=国債利回り+個別銘柄のβ×市場のリスク・プレミアム

市場全体のリスク・プレミアム(%)
=TOPIX(日経平均)の年間上昇率(%)-国債利回り(年利%)

個別銘柄のリスク・プレミアム
=個別銘柄の調整係数×市場リスク・プレミアム
=ベータ値(β)×市場リスク・プレミアム



理論株価算出 STEP1
DCF法(割引キャッシュフロー法)は、企業の将来を正しく予想してこそ威力を発揮する。しかし、業種によっては将来を予想しやすいところもあれば、明日さえ分からないような不思議な企業だってある。


従って、DCF法を利用するなら次のような企業が有効的だろう。




1) 一流の大企業
2) 売り上げや利益が一定している企業 
3) 将来の事業計画がはっきりしている企業





このような企業なら、将来が予想しやすいだろう。


ただし、あくまでも予想は予想であって、将来を約束するものではない。
理論株価なんぞ、投資判断の目安に過ぎない。


決して、DCF法が全てで無い事を覚えておこう。


財務諸表の入手


分析する企業を見つけたら、まずは財務諸表(決算書)を入手しよう。
以下の財務諸表があればOKである。


・連結貸借対照表(B/S)
・連結損益計算書(P/L)
・連結キャッシュフロー法

※連結していない企業は、単独財務諸表を入手。


入手方法は簡単である。
企業のホームページで入手するもよし、EDINETで入手するもよしだ。
大概は、このような感じで入手可能である。
一番良いのは、ホームページでCSVデータがダウンロード出来るなら、それが一番便利である。


あと有価証券報告書は、一通り目を通しておこう。
企業のリスクや、業務予想なんかは特にチェックが必要である。


過去の財務データ整理


財務諸表を入手したら過去の財務データを整理する事だ。
この作業は、DCF法に限らず、ファンダメンタル分析をする人なら必ずチェックする事だろう。出来る事なら過去10年分くらいのデータが欲しいところである。
無理ならば最低でも5年分くらいは整理しよう。


この過去のデータから将来を予想するのが一般的である。


もっとも、プロになると、製品の将来性、業界の将来性、海外情勢・・・などなどを織り込んで予想している。


何度も言うが、プロだろうと素人だろうと、予想は予想である。
決して、当たる可能性が100%なんて有り得ない。


あくまでも目安として理解しておこう。

理論株価算出 STEP2
ここでは、実際の上場企業をDCF法で分析していく。
FCF算出のページでも分析したプロネクサスをサンプル企業とする。


まず必要な財務データをザッと以下の通り。


■損益計算書より

売上高、営業利益、経常利益、有形固定資産取得による支出、支払利息、受取利息、支払税金・・・


■貸借対照表より

現金及び預金、有価証券、売上債権、棚卸資産、流動資産合計、有形固定資産合計、固定資産合計、資産合計、短期長期借入金、社債、買入債務、流動負債合計、固定負債合計・・・


■キャッシュフロー計算書より

減価償却費・・・


これらのデータを過去5年から10年分まとめて、売上高成長率やEBITやNOPATもついでに算出する。


【例】クリックすると拡大




まぁ、軽く1時間くらいの作業になるだろう。
しかし、一度エクセルで計算表を作ると次からは数字を入力するだけで分析できるようになるので、是非ここは頑張っていただきたい。


ここまでの作業で全体の約80%は終わったも同然である。




気合を入れて頑張ってくれたまえ!!






割引率(WACC)の算出


DCF法で最初に必要なものは割引率である。


その割引率を求めるには株主資本コストと負債コストを算出しなくてはいけない。


それぞれの計算式は以下の通り。
まずは資本コストの算出から。


市場全体のリスク・プレミアム(%)
=TOPIX(日経平均)の年間上昇率(%)-国債利回り(年利%)


2006年の年間TOPIX上昇率=2.5%
国債利回り(リスクフリーレート)=1.8%
として計算すると、2.5-1.8=0.7%
市場のリスクプレミアムは0.7%となる。




個別銘柄のリスク・プレミアム
=個別銘柄の調整係数×市場リスク・プレミアム
=ベータ値(β)×市場リスク・プレミアム


β(ベータ値)=0.1
※算出方法については【エクセルでβ算出】を参照。


それに市場リスクプレミアムの0.7%を積する。
0.1×0.7=0.07
プロネクサスのリスクプレミアムは0.07となる。




資本コスト
=安全資産の利回り+個別株式のリスク・プレミアム
=国債利回り+個別銘柄のβ×市場のリスク・プレミアム


安全資産の利回りは、国債利回りの1.8%とする。
この1.8%にリスクプレミアムの0.07を足す。
0.07+1.8=1.87
資本コストは1.87%となる。


以上が資本コスト算出法である。
意味が分からなければ【株主資本コスト算出】を参照。







次に負債コストの算出方法である。


負債コスト(%)=支払利息/平均有利子負債


支払利息は5613(千円)
有利子負債が385000(千円)
これを割ると5617÷385000=0.0146
負債コストは1.46%となる。


詳細は【負債コスト算出】を参照。







各コストが算出できたらWACCの算出を行う。


加重平均コスト(WACC)=
株主資本の割合×株主資本コスト
         +負債資本の割合×負債コスト×(1-法人税率)


資本コスト=1.87%
負債コスト=1.46%
法人税率=45%
金利=1.8%


株主資本の割合は株主資本÷(株主資本+有利子負債)で求めれる。
計算すると25627556÷(25627556+385000)=98.52%となる。
負債の割合は100-98.52=1.48%となる。


以上の数値よりWACCを算出すると
98.52×1.87+1.48×1.46×(1-0.45)=1.85%


プロネクサスの割引率(WACC)は1.85%となる。


詳細については【WACC】を参照。






以上で割引率は算出できた。
次はFCFの算出を行い、将来の業績を予想していこう。   

理論株価算出 STEP3
DCF法をするには、将来の財務予想が不可欠である。
一般的に売上高と同じ比率で成長していくと仮定して予想する。


例えば、売上高が1000万円、営業利益が100万円だったと場合、売上高営業利益利率は10%となる。次の年の売り上げ予想が2000万円だったら、その10%の200万円が営業利益と予想される。


この方法で引き続きプロネクサスのDCF法分析を進めていく。



売上高の成長予想


過去のデータより、今後の売上高を予想する。
予想作業は、はっきり言って個人の性格が出る。
強気な人は大きな成長率を予想するだろうし、弱気な人は控えめな予想をするだろう。私の場合はチキン野郎なので控えめな予想となっている。


では、過去の売り上げ推移を見てみよう。
あ 第57期 第58期 第59期 第60期 第61期 第62期
売上高成長率(%) 21.0% -4.6% -8.1% 0.9% 17.2% 10.7%


よい時は20%を超える成長をしているものの、悪い時は-10%近く落ち込んでいる時期もある。近年の3年間はプラス成長を続けているも、何とも予想しづらいケースである。


単純に平均して6.2%の成長率である。


私の場合は、ここから安全域を儲けて3分の2にする。
この3分の2に大した意味はない。ただ何となくである。
計算式にすると6.2/1.5=4.1


売上高の成長率は4.1%で決定!


この成長率だと今後5年の売上高推移は以下のようになる。


あ 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年
売上高(千円) 21683429 22586094 23526336 24505720 25525875
※本当は10年後まで予想するのが良いが、スペースの関係上5年にしている。


FCF算出
【売上高EBIT率】
EBITとは、経常利益に利息を足したり引いたりしたものである。
計算式にすると以下のようになる。


EBIT=経常利益-受取利息+支払利息


2006年度のEBITを計算すると
経常利益=4119085(千円)
受取利息=7779(千円)
支払利息=5613(千円)
計算して4119085-7779+5613=4196919
EBITは4196919(千円)となる。


このEBITが売上高の何%を占めているのか?を見るのが
売上高EBIT率である。


売上高EBIT率= EBIT
売上高


計算すると20.16%と算出されるが、売上高成長率と同様に3分の2とする。
そうした場合は13.44%となる。



【実効税率】
実効税率はEBITに対して支払った税金の事である。


実効税率= 支払税金
EBIT


法人税、住民税及び事業税=1803439(千円)
EBIT=4196919(千円)


実効税率=1803439/4196919
実効税率=42.97%


実効税率は約43%となるが、四捨五入して実効税率=40%とする。


続いてNOPATの計算
NOPAT=4196919×(1-0.4)
NOPAT=2518151


≫参考ページ【NOPATとEBIT】



【売上高設備投資率】
設備投資率は『有形固定資産の取得による支出』と考える。
これを売上高との比率で見る。


売上高設備投資率= 有形固定資産取得による支出
売上高


有形固定資産の取得による支出=155208(千円)
売上高=20816839(千円)

設備投資率=155208/20816839
設備投資率=0.75(%)


設備投資率は0.75%となる。


企業が将来の設備投資計画を立てていれば、その金額の方が良い。


>参考ページ【設備投資と運転資本】



【売上高売上債権率、売上高棚卸資産率、売上高買入債務率】
運転資本を算出するには普通に売上高との比率で求める場合と、1ヶ月分の比率(月商比)で求める場合がある。


どちらで計算しても、結果の誤差がわずかなので普通に売上高との比率で計算する。計算式は以下の通り。


売上高売上債権率= 売上債権
売上高

売上高棚卸資産率= 棚卸資産
売上高

売上高買入債務率= 買入債務
売上高


以上を計算すると、
売上高売上債権率=10.41(%)
売上高棚卸資産率=1.88(%)
売上高買入債務率=2.68(%)

となる。


>参考ページ【設備投資と運転資本】



【償却費率】
売上高に対する減価償却費の比率を求める。


売上高償却費率= 減価償却費
売上高


減価償却費=187605(千円)
売上高=20816839(千円)


償却費率=187695/20816839
償却費率=0.9(%)


売上高償却費率は0.9%となる。



【FCF予想】
以上で求められた売上高比率をまとまると以下のようになる。


売上成長率 4.16%
売上高EBIT率 15.00%
設備投資率 0.75%
売上高償却費率 0.90%
売上債権率 10.41%
棚卸資産率 1.88%
買入債務率 2.68%
実効税率 40.00%


これを元に売上高成長に共に成長するFCFを予想すと次のようになる。


あ 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年
売上高(千円) 21683429 22586094 23526336 24505720 25525875
EBIT(千円) 3252514 3387914 3528950 3675858 3828881
設備投資(千円) 161669 168399 175410 182712 190318
減価償却費(千円) 195415 203550 212023 220850 230044
設備投資(千円) 161669 168399 175410 182712 190318
売上債権(千円) 2258082 2352085 2450000 2551992 2658230
棚卸資産(千円) 407153 424103 441758 460148 479303
買入債務(千円) 580637 604809 629987 656213 683530
運転資本(千円) 2084598 2171378 2261771 2355927 2454003
運転資本増減(千円) 83312 86780 90393 94156 98076
NOPAT(千円) 1951509 2032748 2117370 2205515 2297329
FCF(千円) 1901942 1981119 2063591 2149497 2238979


※本当は10年後まで予想するのが良いが、スペースの関係上5年にしている。


これで5年後までのFCFが予想出来た。
各予想率は、あなたの好みで決定すればいよい。
今回紹介した手法は、あくまで初心者向けの基本的手法である。
投資をしていく上で、自分にあった手法を見つけていけばよいだろう。


では、次ではこのFCFに割引率を用いて実際に理論株価を算出する。
ゴールはあと少しだ!頑張ってくれたまえ!
   

【STEP3】で『亜細亜証券印刷』が5年間で生み出すFCFが求められた。


次は割引率(WACC)で割り引いて現在価値をはじき出す。


割引率(WACC)は【STEP2】で1.87%と算出されている。


1年~10年後の割引率は年々小さくなっていく。 ※【割引率とは】を参照。
その計算は次のようになる。


1年後のFCF÷(1+割引率)=1年後のFCF現在価値
2年後のFCF÷(1+割引率)2=2年後のFCF現在価値
3年後のFCF÷(1+割引率)3=3年後のFCF現在価値
・
・
・
10年後のFCF÷(1+割引率)10=10年後のFCF現在価値


10年後以降も企業が潰れない限り毎年FCFを生み続ける。
つまり残存価値があるのである。


一般的な企業というものは、誕生して始めの頃は急成長をする。
その後、業績が安定してくると成長も徐々に緩やかになってくる。
そして、ある一定のレベル(一流企業と呼ばれるレベルくらい)まで達すると、成長は完全に停滞するか、成長しても僅かなものかもしれない。


この考えを元に、成長率をゼロと設定して残存価値を求めると10年後以降のFCFは次のようになる。


10年後以降のFCF=10年後のFCF÷(割引率-永久成長率)


この場合永久成長率はゼロとして考える場合がほとんどである。




では、10年後までのFCF現在価値算出と、10年後以降の現在価値を以下の表にまとめてみた。
あ H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 残存価値
FCF 1901 1981 2063 2149 2238 2331 2429 2530 2635 2745 131842
割引係数 0.98 0.96 0.94 0.92 0.90 0.88 0.87 0.85 0.83 0.81 0.81
FCF現在価値 1863 1901 1940 1979 2020 2061 2103 2145 2189 2234 107292


10年間のFCF現在価値の合計にFCF残存価値を足したものが事業価値と考えられる。


文章だと分かりづらいだろうから、分かり易くグラフで見てみよう。





10年の間FCFは順調に伸びると推測する。
割引分は年々増加していき、10年後以降になると成長は完全に止まる。
しかし、10年後以降もFCFは生み続ける=残存価値


上の図でピンク色のFCF残存価値を全て足したものが事業価値なのだ。



以上の考えより『亜細亜証券印刷』の事業価値を算出してみる。
10年間のFCF現在価値+残存価値=127726(百万円)となる。




算定株価算出
【企業価値】
企業価値とは、読んで字の如く『企業の価値』の事である。
一般的には事業価値に金融資産を足したものが企業価値と呼ばれている。
企業価値(EV)の計算式は以下の通り。


企業価値=事業価値+金融資産(現金、預金、有価証券)


事業価値は上のほうで1227726(百万円)と分かっているので、金融資産は貸借対照表の『現金及び預金』、『有価証券』から求めよう。

事業価値=1227726(百万円)
現金及び預金=8377(百万円)
有価証券=2501(百万円)


企業価値=1227726+8377+2501
企業価値=138604


企業価値は138604(百万円)となる。





【株主価値】
株主価値とは、企業価値から負債や少数株主分を引いたものである。


負債は返済する必要のある有利子負債の事を指す。
これら債務者への返済は、株主より優先的なので企業価値から引く。


少数株主分とは、親会社に所有されていない連結子会社の株主の事である。分かり易く言うなら、ソフトバンク(親会社)はYAHOO(子会社)の株を持って いる。少数株主とはYAHOO(子会社)にとってはソフトバンク(親会社)以外の株主の事である。つまり、少数株主分とは全く関係のない第三者の株主達の 分の事である。


株主価値の計算は以下のようになる。


株主価値=企業価値-有利子負債-少数株主分


企業価値=138604(百万円)
有利子負債=385(百万円)
少数株主分=38(百万円)


株主価値=138604-385-38
株主価値=138181


株主価値は138181(百万円)となる。





【算定株価】
株主価値を発行済株式数で割ってやると1株当たりの算定株価が算出できる。この算定株価と現在の株価を比較して割安であるかどうかの判断をするのだ。


算定株価= 株主価値
発行済株式数


株主価値=138181(百万円)
発行済株式数=39.2937(百万枚)


算定株価=138181/39293.7
算定株価=3516.6




亜細亜証券印刷株式会社の算定株価は3516.6円と算出された。


2006年9月現在の株価が1170円前後なので、今の株価は安過ぎると判断できる。




最後に

これで一通り、DCF法での算定株価算出が出来た。
しかし、この算出法はバリエーションの基本中の基本である。


今の私はこの辺が精一杯というのが本音だ。


DCF法は実に奥が深くて、難しい。


ファンダメンタル分析を極めるなら、更なる勉学が必要である。


最初から諦めていては何も進まない。


私も更なる勉学に励み、我が帝國の繁栄に尽くして行こうと思う。




皆様の健闘を祈る!

Javascript compress and decompress

http://journal.mycom.co.jp/news/2007/11/20/006/index.html

http://elfz.laacz.lv/beautify/

Thursday, January 8, 2009

ファイナンスベータ検索

http://www.soumunomori.com/column/article/atc-45521/
http://www.bloomberg.com/apps/quote?T=jpquote.wm&ticker=7203%3AJP

ステップバイステップファイナンスベータ計算

http://sun-investor.com/beetatisansyutu.html

ファイナンス市場β(ベータ)の求め方

統計のお話 第14回「β(ベータ)の求め方」
http://www.yuichiro-itakura.com/essay/partner_essay/by_kshimoda/by_kshimoda14.html


(毎週火・木・土曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。)
板倉雄一郎事務所パートナーのK.Shimodaです。
本日も統計の時間がやってまいりました!
“読むだけで数字に対する直感力が身に付く”
「統計のお話し 第14回」をお届けいたします。
============================================
【ファイナンス編】「β(ベータ)の求め方」
============================================
当事務所のWebでは、今まで、βやCAPMに対する
取り扱いに注意を促して来ました。
例えば、下記のエッセイ、
SMU 第103号「資本コストと割引率」
SMU 第168号「β(ベータ)」
ほか多数。
今回は、概念的な話もさることながら
エクセルでβを算出する方法を通して、
実際にβが如何に役にたたないか(笑)、
を検証してみたいと思います。
まず、具体的に吉野屋ディーアンドシー(9861)のβを
算出してみようと思いますが、その前に、改めて、
βのイメージを持ってもらいましょうか。
ある銘柄が、日経平均(やTOPIX)が上昇(下落)した時に、
その銘柄はどのように動くのか、を数値化したものがβです。
具体的には、
市場が10%伸びたときに20%伸びる銘柄であれば、βは2になり、
市場が10%伸びたときに5%だけ伸びる銘柄であれば、
βは0.5になります。
イメージはつかめましたか??
さて、ヤフーファイナンスで9816で検索してみて下さい。
吉野屋の情報が表示されると思いますが、関連情報の中に、
“時系列”というボタンを押します。
すると過去の株価データが検索できる画面に行きますので、
例えば、2003年5月~2007年5月、を選択します。
続いて、日次の株価データ、あるいは週次データなのか、
月次データなのか、を選択します。今回は月次にしましょう。
そこで表示ボタンをクリックします。
すると、始値、高値、安値、終値、出来高、調整後終値の
月次データが表示されますよね。
これをエクセルに貼り付けておいて下さい。
また、TOPIXは銘柄のコードが998405なので、
これも同様の期間調べて月次データを
エクセルに貼り付けておいて下さい。
吉野屋とTOPIXの株価の月次データが得られましたね。
ここで、終値と日付以外の情報は消してしまいましょう。
他のデータは使わないんです。
さて、次に、
(前月の終値)/(当月の終値)-1
という計算式を入れていきます。
下表のように、最初から最終まで上記の数式を入れます。

同様に吉野屋についてもも求めることが出来ます。
終値の変動までを計算して下さい。
最後に、
=LINEST(吉野屋の変動,TOPIXの変動)
を入力すれば、βを算出することが出来ます。
(LINESTは傾きを算出する関数です。
あまり使わない関数ですので、覚えなくて結構です。)
カンタンですね!
これで色々な企業のβが実際に求めることが出来ます。
(βの情報はブルームバーグでも手に入りますので、
ご自身で計算されたものと、ブルームバーグのような
企業から発表されたものの違いを見るのも面白いかもしれません)
さて、吉野屋の場合はどうなるかと言いますと、
過去3年分のデータでβを求めると0.036になります。
過去1年分のデータでβを求めると-0.67になります。
(βがマイナスということは、市場が+に伸びているときに、
マイナス成長であるということです)
ちなみに、ブルームバーグでは、0.519とのことです。
見ての通り随分違いますね~。
少し、違うというレベルではなく、随分変わってしまいます。
(βの算出にどの程度過去までさかのぼって計算するか、
によって、これだけ数字が変わってしまうわけです。)
そして、この“不安定な”βが、
現在価値を求めるための最も大きな因数であるWACCに
かなりの影響を与えるわけです。
βの信用できなさ加減が伝わりましたでしょうか。
ご自身の気になる企業でも試してみて下さい。
ご自身でやってみると、βは信用できない、
ということを腹の底から理解できます(笑)。
ちなみに、βを発表している機関・企業は
ブルームバーグ以外にもあるのですが(Barra社など)、
彼らは、株価変動以外の要因も含めてβを算出していたりします。
また、経済学者たちも、βの精度を上げるために、
細かい場合分けをしたβを求めたり、
βの精度を上げるべく理論研究に日夜励んでおられる方も
いらっしゃいます。
このように、β自身も改良はしていっているようです。
(が、その改良の結果、最適な未来が求まるとは
思えませんが・・・苦笑)
最後に、個人的な体験を共有させていただきます。
私が大学院で研究していた頃、リアルオプションという理論を使って、
原子力発電所建設の価値を算出し、建設の可否を研究していました。
(あの有名な(?)ブラックショールズ式を元にした理論です)
当時は真剣にリアルオプションは面白かったですし、
某電力会社の方から研究者としての就職のお誘いも
いただいていましたが、
結局、研究者の道を選ぶことはありませんでした。
一番の理由が、
今回行った“怪しい”βの算出と、それによる影響力の大きさのため、
「この研究、本当に意味あるのか?!」と悩んだからです(笑)。
実際、米国の電力小売価格の変動から、
βのようなとある数値を求めて、
その数値の取り方により、割引率が決定されます。
感度分析しなくてもだいたい検討つきますが、
割引率が投資の可否に最も影響があるわけです。
数千億の初期投資額よりも、
原子力発電所建設にかかる近隣住民説得費用よりも、
β(のようなもの)の算出期間の影響力がデカイなんて!!
ナイーブな学生であった私には、
理論の限界を知る十分な体験でした。
とまぁ、色々書きましたが、
結局、“βってどうなんだろう?”というお話でした。
Webをご覧の皆様におかれましては、
くれぐれもβで時間をとられないようにしていただきたいと思います。
では、どうすれば良いかって?!
それは、板倉さんの過去エッセイにたっぷり書いてありますので、
ご覧下さい。
私が好きな文章を下記に引用させていただきます。
SMU 第103号「資本コストと割引率」より再掲
===========================
重要なことは、「そもそも企業価値評価を何のために習得するのか?」という点です。
もし、「証券会社に勤めてアナリストになりたい」とか「現在、企業価値評価をする仕事をしているが、その精度をアップさせたい」ということなら、この小難しい資本コストについて、可能な限り正確な数値をはじき出せるように、勉強する必要があると思います。
ところが、その目的が「株式の長期バリュー投資で資産運用したい」とか「自分の会社を自分の条件で売却したい」ということであれば、実は資本コストの算出に関して、頭から煙が出るほど勉強しなくても、その理屈が理解できる程度でよいわけです。
たとえば長期バリュー投資をしようとする場合、自分が考えるところの、ある種、身勝手な期待収益率というものがあるはずです。たとえば、「マザーズのような新興企業に対する投資の場合、年率20%!のリターンが見込めなければ、投資したくない。」などなど。
このように一投資家のリスクに対する期待収益率がある程度決まっている場合、その期待収益率をもって株式の機会費用とし、その結果算出される資本コストを当該企業の将来キャッシュフローの割引率とすればよいわけです。その結果算出された企業価値から有利子負債などを差っ引き、株主価値を割り出し、ここで得られた数値と株式時価総額を比較し、時価総額の方が小さければ、チャートがどうであれ、投資すれば良いわけです。
つまり「割引率=資本コスト」という考えは、お勉強のためのためであって、お金儲けの場合は、必ずしも「=」とする必要はないというわけです。
あたたり前のことですが、自身の期待収益率が高すぎると(=割引率が大きすぎると)、時価総額より大きな企業価値算出結果を得られなくて、つまり投資先が見つけられなくて、「自分で消費者金融やるしかないな」となってしまいますけどね(笑)
===========================
2007年6月7日 K.Shimoda
ご意見ご感想、お待ちしております!
統計のお話バックナンバー
統計のお話 第13回「バラツキの評価」
次回のパートナーエッセイは6月9日(土)にmori氏が担当します。

Wednesday, January 7, 2009

フリーキャッシュフロー(FCF)の計算

フリーキャッシュフロー(FCF)の計算
http://www.ccsjp.com/manage/manage202-2.htm

①税引後営業利益(NOPAT)の計算
②現金支出を伴わない費用の修正
③費用とならない現金支出の修正
④運転資本の増減による修正

FCF=NOPAT+償却費-設備投資-増加運転資本
:NOPAT=EBIT[経常利益-受取利息+支払利息]x(1-実効税率)

シリコンキーボード

シリコンキーボードが面白い
Google出検索すえればたくさんショップが出てくる

上海問屋でのSSDが安い

http://www.donya.jp/category/139.html#cat

Monday, January 5, 2009

dboraの設定

Oracle Unix Guideで提供したdboraはLinuxのchkconfigをサポートしていない。
また、rshに依存している。Linuxではsu -cのほうがよい。

改修して、対応したが、ひとつ問題がある。
S99が作成できるが、K01が作成されてない。
とりあえず手でln -sをつけた。。。

cat /etc/init.d/dbora

#!/bin/sh -x
#
# chkconfig: 35 99 1
# description: dbora Oracle Database Server
#
# dbora Oracle database server
#
# change the value of ORACLE_HOME to specify the correct Oracle home
# directory for your installation.


#ORACLE_HOME=/u01/app/oracle/product/10.2.0/db_1
ORACLE_HOME=/u01/oracle/app/oracle/product/10.2.0/db_1
#
# Change the value of ORACLE to the login name of the
# oracle owner at your site.
#
ORACLE=oracle

PATH=${PATH}:$ORACLE_HOME/bin
HOST=`hostname`
PLATFORM=`uname`
export ORACLE_HOME PATH
#
if [ ! "$2" = "ORA_DB" ] ; then
if [ "$PLATFORM" = "HP-UX" ] ; then
remsh $HOST -l $ORACLE -n "$0 $1 ORA_DB"
exit
else
# rsh $HOST -l $ORACLE $0 $1 ORA_DB
su - $ORACLE $0 $1 ORA_DB
exit
fi
fi
#
case $1 in
'start')
$ORACLE_HOME/bin/dbstart $ORACLE_HOME &
;;
'stop')
$ORACLE_HOME/bin/dbshut $ORACLE_HOME &
;;
*)
echo "usage: $0 {start|stop}"
exit
;;
esac
#
exit

Monday, December 22, 2008

アイヌ人々

アイヌ人々(北海道旧土人)

は北海道植民政策により 
移住民は10万坪払い下げにより脅かす。
1万5千坪自由に選ばれない

忠君愛国を押入れられた

Sunday, December 21, 2008

Web Design Gallery

http://bm.straightline.jp/
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