「information TUNAMI」と呼ばれるほど、企業内に蓄積するデータはこの数年で激増し、ホワイトカラーは情報検索に多くの時間を浪費しつつある。さらに、その成功率 も年々低い結果となっているという。そんな中、“混沌”の中から複雑な条件で目的の情報を拾い出すエンタープライズサーチに大きな期待がかかる。そこで本 特集は、その最新動向や導入事例を交え、企業の情報検索における課題を明らかにしていく。
新着記事
キーワード検索の限界を打ち破るタイムトラベル検索
インターネット検索に比べ、エンタープライズ検索に求められる条件は大きく異なる。一般的なキーワード検索での絞り込み技術にも限界があるという。それは、過去のある時点の状態を再現した検索が必要になったときだ。 (2007/3/30)
「あやふや地名」検索を実現したマピオンモバイル
ケータイ版「マピオン」に登場した新サービス「乗換&ナビ」は、出発地と目的地をフリーワードで入力するだけの手軽なインタフェースが特徴だという。実は、それをハイエンドのエンタープライズサーチエンジンが支えている。 (2007/3/29)
企業内検索に不満を抱くユーザーの「盲点」
重要な情報の発見などで期待されるエンタープライズサーチだが、検索範囲や精度に不満を持つユーザーが実に7割も存在するという。検索エンジンとユーザーの認識との間に生じた食い違いとは? (2007/3/26)
エンタープライズ2.0で柔らかい知識共有が始まる
企業がWeb 2.0を取り込むようになると、ネット上でブログやSNSが普及したように、企業内でもボトムアップのコンテンツが急増していく。それを集合知として分析し、企業価値に結び付けるのがエンタープライズサーチの役割だ。 (2007/3/20)
膨大なDBを抱えるNotesユーザーからの「SOS」
エンタープライズサーチの効用の陰であまり語られないのが、Lotus Notes内における情報検索の困難さだ。Lotus対応をうたいつつも、まったく使い物にならないサーチエンジンも多いという。この避けられない課題に、企業はどう対処するのか。 (2007/3/15)
エンタープライズサーチが必須となる理由【前編】
エンタープライズサーチが、業務の効率化や生産性向上のためのツールとして注目されている。専業ベンダーだけではなく、業務ソフトやシステムベン ダーがこぞって参戦し、市場は加熱する一方。このソリューションがなぜ注目され、また企業になくてはならなくなるのか。2回にわたり探っていく。 (2007/3/9)
情報共有の活性化を阻む8つの落とし穴
文書管理システムやKMの利用が形骸化する中、簡単に文書公開できるツールと高速な検索エンジンが連携する、エンタープライズサーチ(企業内情報検 索)に初めてトライする企業向きのソリューションが登場している。まずは使ってもらい、次第に情報共有の文化を育てていくのも有効な方法だ。 (2007/3/1)
関連記事
サーチの「条件」 企業の戦略、論理を結果に反映できるか
検索結果はベンダー任せにしない――。今後のエンタープライズサーチは、検索過程を可視化して、企業の論理を検索に反映させるソリューションが主流になるかもしれない。 (2007/3/8)
「日本企業の情報活用は力不足」――オートノミーが目指す検索の自律化
混沌とした情報の蓄積からいかに価値を見いだせるか――。この知的情報資産活用の難テーマに、オートノミーは、ケンブリッジで研究されたパターン照合技術と概念抽出技術で解を示すという。 (2007/3/6)
「検索で取り組むのは経営課題そのもの」、ウチダスペクトラム社長
エンタープライズサーチ元年で市場は活性化しているが、現在はまだ一部の先進ユーザーが試行している段階。ウチダスペクトラムの町田潔社長は、エンタープライズサーチこそが企業競争力の決め手になると話す。 (2007/3/14)
MS、エンタープライズサーチ製品のリリース延期で戦略に影?
デスクトップとエンタープライズ、そしてWebの検索を一度に実現するクライアント製品のリリースが延期された。また、特定の知識を持った人物を検 索するための機能として、SharePoint Server向けに予定されていた機能は、サポートなしのアドオンとして提供されることになった。 (2007/02/15)
Googleの侵食に先手、SharePointを主軸にエンタープライズ検索を刷新
2007年に新しいデスクトップ検索クライアント、SharePoint Server 2007、Windows Vistaがリリースされ、Microsoftのエンタープライズ検索ソリューションの選択肢はかつてないほど充実する見込みだ。Googleや Yahoo!を抑えて市場シェア拡大を実現できるか? (2006/07/11)
企業向けデスクトップサーチを投入するMSの狙い
マイクロソフトは1月17日より、グループポリシーへの対応などを図った「企業向けWindowsデスクトップサーチ」と「企業向けMSNサーチツールバー」を無償で公開する。 (2006/01/16)
ウイングアークと日本オラクル、内部統制に向けた文書データのセキュアな運用ソリューション提供
ウイングアークとオラクルが、Oracle Secure Enterprise Search 10gとStraForm-Xを連携させ、内部統制に向けた、業務文書のデータ化とセキュアな運用のためのソリューションを提供する。 (2006/11/02)
日本オラクルとサン、企業内検索システムの無償試用プログラム
日本オラクルとサン・マイクロシステムズは、両社の製品を組み合わせた企業内検索エンジンシステムを、無償で60日間提供する試用プログラムを開始した。 (2006/10/06)
あらゆるデータを検索対象に――オラクルがSecure Enterprise Search 10gをリリース
日本オラクルは新たなカテゴリ製品となる「Oracle Secure Enterprise Search 10g」の出荷を開始したことを明らかにした。 (2006/04/12)
Oracle OpenWorld Tokyo 2006 Report:
OracleがGoogle対抗の検索エンジン発表、「顧客のためにナンバーワンでありたい」とエリソンCEO
Oracleがナンバーワンにこだわるのは、「顧客により高い価値を提供したいからだ」とエリソンCEOは話す。企業向けのセキュアサーチ技術でもナンバーワンでありたいとし、Google対抗の検索エンジンを発表した。 (2006/03/02)
SaaS――忍び寄る情報サービス産業の構造変化 第2回:
グーグルやアマゾンも――ソフトウェアの領域を超えるSaaS
SaaSに取り組むのは、もはやハードウェアベンダーやSIベンダーだけでなく、個人向けのサービスベンダーにまで広がるなど、IT産業に構造変化をもたらしつつある。同時に、サービス化はソフトウェアだけでなく、プラットフォームまでにも及んでいる。 (2007/01/25)
Google Miniが機能強化で狙うもの
企業向けの小型検索アプライアンス「Google Mini」の機能強化では、検索領域の拡大とセキュリティという2つの側面がポイントとなった。 (2007/02/05)
Google、検索アプライアンスを機能強化
新Google Miniはセキュリティ機能などが強化され、価格は1995ドルから。 (2007/01/31)
Interop Tokyo 2006:
グーグル製ドキュメント検索アプライアンスの廉価版が登場
ぷらっとホームは展示場において、社内の文書検索やECサイトの商品検索などを行うグーグルの検索エンジンアプライアンスを紹介した。 (2006/06/09)
「Legoブロックをイメージ」――グーグルが日本版「Google Mini」投入
グーグルは、企業Webサイトやネットワーク内の文書を検索できるようにするアプライアンスの新製品「Google Mini」を発表した。 (2006/04/12)
Google、企業向け検索でコンサルティング会社と提携
エンタープライズ向けの検索提供でGoogleとコンサルティング会社のBearingPointが提携。Google Search Applianceの機能を各業界特有のビジネス環境に合わせてカスタマイズする。 (2006/02/15)
アクセラテクノロジ、企業向けドキュメント検索ソフトを出荷開始
アクセラテクノロジは、企業向けドキュメント検索ソフト「Accela BizSearch V3.0 Enterprise Edition」を出荷開始した。 (2004/12/08)
オーシャンブリッジとアクセラテクノロジ、業務文書の公開に特化したサーバを販売開始
オーシャンブリッジとアクセラテクノロジは、「eAccela Net-It 業務文書公開サーバ」を共同開発した。 (2004/01/30)
検索の力を現場の力に、ウチダスペクトラムが2種類のパッケージ
ウチダスペクトラムは、企業向け検索プラットフォーム「SMART/InSight」をベースに、特定業務に特化した機能を組み合わせたパッケージ、2製品をリリースした。 (2006/10/24)
業務に必要な情報を即座に発見――ウチダスペクトラムがエンタープライズサーチシステムを発表
ウチダスペクトラムは、社内外の情報を横断的に検索できるエンタープライズサーチシステム「SMART/InSight」を発表した。業務時間の30%以上を情報収集に費やしているオフィスワーカーの生産性向上を促す。 (2005/10/19)
ジャストシステム、「ConceptBase V」を活用した文書管理ソリューションを販売
ジャストシステムは、同社の検索エンジン「ConceptBase V」とパナソニック ソリューションテクノロジーのドキュメント管理システム「GlobalDoc5」を組み合わせた文書管理ソリューションを提供する。 (2006/02/24)
ジャスト、社内の情報活用を促進するツールの新版
ジャストは、社内の情報活用を促進するための支援システム「ConceptBase V」を1月18日に発売する。 (2005/10/18)
ジャストシステム、Linux環境対応ナレッジ検索システムを販売開始
ジャストシステムは、Linux環境に対応したナレッジ検索システム「ConceptBase Search Enterprise for Linux」を販売開始する。 (2004/09/24)
コグノスの検索ツール、IBMおよびYahooの企業ソフトウェアプラットフォームに対応
Cognosは同社のBIツール「Cognos 8 Go Search」を、IBMとYahooのエンタープライズ検索ソフト「IBM OmniFind Yahoo Edition」に対応させると発表した。組織内やWeb上に蓄積された情報を検索し、ダッシュボードやレポート、分析、評価指標情報などを提供できる。 (2006/12/20)
IBMとYahoo!、エンタープライズ検索ソフトを無料提供
イントラネットとインターネットの両方に対応したエンタープライズ検索ソフトを、IBMとYahoo!が共同開発、無料で提供を開始した。 (2006/12/14)
オーシャンブリッジと住友電工情報システム、文書共有ポータルシステムで協業
オーシャンブリッジと住友電工情報システムは、文書共有ポータルシステムで協業すると発表した。 (2005/10/27)
ホワイトペーパー:
企業向け文書検索エンジンを導入して業務に役立つ情報をすばやく見つける
企業内の情報システムに文書検索エンジンを導入する動きが活発化している。オートノミーの文書検索ソリューション『Ultraseek』を使えば、業務で必要な情報をすばやく見つけることができるようになる。 (2006/07/26)
Saturday, December 13, 2008
エンタープライズサーチ特集
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/special/0703/esp/
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment